2012年1月29日 (日)

TV「金曜スーパープライム 見破れ!トリックハンター2」

【「金曜スーパープライム 見破れ!トリックハンター2」 2012年1月27日 日本テレビ系列】

昨年の10月に放送されたトリック種明かし番組の第2弾だそうですが、第1弾は「トリックハンター」というタイトルではありませんでした。だからいきなり都合よく「2」と言われてもねぇ・・・というどうでもいい細かい突っ込みは横に置いといて・・・

今回、マジックが関係する部分は40数分ほどでした。

まずは、トランプマンが登場し、周りに何もない土地に突如オーケストラを出現させるというトリックの種明かし。
ゲスト出演者が正解していたように、想定の範囲内の解答だったのかと。

前回もあった、Dr.レオンさんが偽超能力者のトリックを暴くコーナーには、アイミーアという目力で物を燃やす男が登場。
タオルを発火させた瞬間にレオンさんに腕を掴まれますが、必死に抵抗してその場をしのぎます。
その後の大げさな悪態のつき方を見せられると、本当に存在する偽超能力者なの?という疑念がちょっと生じたし、別カメラの映像で証拠をつかみ薬品を使ったトリックだと判明させたものの、その後本人がどうなったのかのフォローが全くないのが気にかかるし、最終的には彼の髪の毛の不自然さが気にかかるし、もう気になることばかり(笑)

もう一人の中国人女性は、目隠しをした状態で選ばれたカードの文字を当てます。もう速攻で当てているので、そこからして超能力ぽくないです。
結論は目隠しの隙間から見ているという単純至極なものですが、隙間ができるのが彼女の特殊な骨格のせいという無理矢理な結論に苦笑しました。

番組ラストは、からくりどーるさんが喪黒福造風の衣装で登場。
店のメニューから現物を取り出すという、セロがやっていたネタの種明かしでした。
テーブル上に置いたメニューから牛丼を取り出して見せましたが、種があれだけメカニカルだったら、視聴者も想像通りで驚愕するほどではなかったのかと想像します。

タネって明かされてがっかりというパターンが多く、今回はその典型みたいな気がしました。
タネ明かし番組の是非はここで語るつもりはないですが、今回はそんなに問題のシーン的なものはなかったように思います。
マジックファンも目くじらたてずに見られる普通のバラエティだったという感じでしょうか。
(★★★)

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2012年1月23日 (月)

釣り番組+ミニコーナー 三題

少々書き遅れましたが、1週間ほど前に放送された番組を3本。


【「にっぽん釣りの旅 大物ヒガンフグを引っかけろ」 2012年1月15日 NHK BSプレミアム】

NHKの釣り番組にDr.レオンさんが出演していました。
もちろん釣り船の上でマジックをやるはずはなく、黙々とヒガンフグに挑む姿が映し出されていました。
なかなか大物が釣れずに番組として成立するのかというハラハラ感と、待つ展開が多いですがその辺はドキュメントですから、苦労しているさまがよく出ていました。
釣りをするレオンさんの姿がサングラスではなくメガネだったので、レオンとしての原型はなく、ほぼH・S氏になっていたのが、マジックファンとしての見どころ?だったのでは。


【「はなまるマーケット」 2012年1月16日 TBS系列】

サラリーマンだから観るはずもない「はなまるマーケット」にマジシャンが出ると偶然気づいて録画。
若手のK-SUKEさんがカードマジックを披露。UFOカードでトランプをクルクル回していました。
正味8分のコーナー。もっと長く演技を見てみたいです。


【「世界まる見え!テレビ特捜部」 2012年1月16日 日本テレビ系列】

世界のスーパーキッズ特集の中で、小学生マジシャンあきとくんが登場。
おやじギャグを飛ばしながらの、シルクとリングの演技。
「もちろん調子はイーデス・ハンソン!」「よっこいしょーういち」って、誰だか知らないで言っているでしょ(^-^)
小学4年生とは思えないしっかりした喋り。大きくなったらモテそうだなあとおじさんはしみじみ思うのでした。


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2012年1月 9日 (月)

異ジャンル競演番組 二題

ここ1週間で、マジックが取り上げられた番組を二つ。
どちらも、他ジャンルの芸と並んで紹介された番組で、しかも審査員から採点されるというスタイル。
出る方としてはなんとも複雑なんでしょうが・・・


【「世界1のSHOW TIME ギャラを決めるのはアナタ!第5弾」 2012年1月2日 日本テレビ系列】

マイケル・グラッソの、瞬間移動と美女出現のイリュージョン。
凄いのは間違いないのですが、ハンス・クロックしかりトリジャーノしかり、瞬間移動のイリュージョニストってみんな同じ製品を使って同じ演目をしているなあとつくづく実感してしまい、新鮮味がなかったのが残念。
他に、内田伸哉さんがストリートパフォーマーズの一人として出演。ipadマジックをちょっとだけ披露していました。

ところで、観客が決めたギャラって、本当に自腹で払っているんでしょうね?観覧者を募集していたけれど、実際に応募して本当にギャラを支払いますよという太っ腹な金持ちの人ってどれだけいるのかね?と思ってしまいます。
テレビだから表面上そういう形だけれど、実は嘘ですよっていうのは許さない。


【「KAMIWAZA~神芸~2012」 2012年1月8日 テレビ朝日系列】

ジャグリングやアクロバットのパフォーマーに混じって、ハン・ソルヒ氏が出演。
演目は、過去二度日本のテレビで披露しているCDマニピュレーション。
以前見たバージョンとはちょっと流れを変えているようだけど、やっている事はいつも通り鮮やか。
ただ、他のパフォーマーと一緒に見ると、やや違和感があったのは否めなかったです。

実況が邪魔と感じたり、採点が不可思議だったり、進行形式に異論が多い番組だったと思いますが、そこは割り切りが必要だと思います。
なにせテレビですから (前と矛盾したことを言っているな・・・)


どちらの番組も他のパフォーマンスが素晴らしかったので、マジックは完全に霞んでしまった印象です。
よって評価は付けないことにします。

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2012年1月 2日 (月)

TV「トリビアの泉 祝10周年 あけましてムダ知識SP ~マジシャンが一度に出せる鳩の限界」

【「トリビアの泉 祝10周年 あけましてムダ知識SP」 2012年1月1日 フジテレビ系列】

あけましておめでとうございます。

さて心機一転、今年を気持ちよくスタートとさせたいと思っているところ、こんなものを見せられるとは・・・

「トリビアの泉」が、久々にスペシャル番組として元日に放送されていました。
表記の企画は、トリビアの種のコーナーの一つとして取り上げられていたもの。

4、5羽までしか見た事が無いという、国際マジック組合の理事会メンバーの言葉が紹介された後、ラスベガスのマジシャン、アンディ・エミックスが日本に呼ばれ、限界に挑戦します。
そして、彼は8羽出して得意顔。
すると、スタッフが「正月のスペシャルなので出来れば(もっと出してくれ)」とリクエスト。
アンディは「3日くれ」と答えます。

なんだかおかしな方向になってきます。

3日後、アンディが再挑戦。
登場の瞬間、燕尾服がモコモコに膨らんでいて、まるでコントです。
ピリピリした彼は、素早く鳩を出していきますが、我慢できなくなった鳩が途中で飛び出したり、最後の1羽は逆になかなか出てこなくなったりと、見ていて辛くなります。
そして、結局15羽出しました。

マジックファンや関係者が見たら、まさに憤懣やるかたない内容。
ハト出しマジックを冒瀆しているし、見ていて楽しくもないし、笑えもしないです。
だいたい限界に挑戦する必要性などまったくないし、だだの興味本位の実験が情けない結果になっただけです。
このマジシャンは、さぞかし後悔して帰っただろうと想像します。

よりによって年の初めから、まったく気分の悪いコーナーでした。
(★)

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2011年12月27日 (火)

独断と偏見の「2011マジックTV番組ベスト10」

毎年恒例の勝手な自己満足、2011年のマジック番組回顧です。

今年視聴したマジック番組は45本。なんと昨年の倍以上に増加。
マジックブーム復活か?と思ってしまいそうですが、実際は番組のワンコーナーの賑やかしというパターンが多く、一概にブーム再来とは言えないようです。

放送本数としてはもっと沢山ありました。確認しておきながら、かなり見落としています。
番組表を見て、こりゃ確実にちょっとしか出ないなと予想できるものは、あえて視聴しなかった事もあります。
なんでも観てやろうという気力が薄れつつあるのかも・・・

そんな中、あくまで私的好みになりますが、ベスト10を選んでみました。


1位 「トクセンお宝映像!伝説のマジシャン島田晴夫の世界
 (2011年6月21日 BS日テレ)
  貴重映像がいっぱい。

2位 「トクセンお宝映像!誰も知らないMr.マリック
 (2011年10月5日 BS日テレ)
  マリックさんの番組ながら、Dr.サワさんに尽きる

3位 「石井竜也のショータイム ハリウッド発!世界の一流マジシャン夢の競演
 (2011年4月9日 NHKBSプレミアム)
  マジシャン大量登場1

4位 「SmaSTATION!!世界が認めた!驚異のマジック映像ベストセレクション
 (2011年6月11日 テレビ朝日)
  マジシャン大量登場2

5位 「たけしの等々力ベース “マジック道”
 (2011年9月8日・22日 BSフジ)
  からくりどーるさんがたけしを手玉に

6位 「奇跡ゲッター ブットバースSP
 (2011年2月12日 TBS)
  マジックを取り上げなくなりいつのまにか無くなった番組のピーク

7位 「金曜バラエティー 時空をとらえました!Dr.レオンの超マジック
 (2011年2月4日 NHK総合)
  レオン氏は金バラの常連に

8位 「月曜プレミア 厳選 奇跡のマジックベスト30
 (2011年5月2日 テレビ東京)
  細切れすぎなのが惜しかった

9位 「ザ!世界仰天ニュース 前田知洋
 (2011年12月14日 日本テレビ)
  ロングコーナーで前田さんの技炸裂

10位 「ハケンOLは見た! イモトの知らないマジックの世界
 (2011年6月28日 テレビ東京)
  テンヨープロモーションビデオ?


<総括>
トクセンのワンツーになってしまいました。
さらに、上位5本中4本がBSの番組。
勝手なイメージですが、地上波の番組よりBSのほうがマジメに作ってあるように思い込んでしまったのが、好感を持てた理由の気がします。(決して地上波が不真面目と言っているわけではありません)

出演者にどうしても偏りが出てしまうのは、毎度のように仕方ない現象。
そんな中、今年一番引っ張りだこだったのは、間違いなく「からくりどーる」さんでした。
あれだけの露出の中、ネタを持続していくのは大変だったろうなと想像してしまいます。

果たして来年はどのような傾向になるのでしょうか。
番組本数としては、今年ぐらいあれば文句ないです。
いかんせん、マジックだけのスペシャル番組の割合がもっと高ければいいんですが・・・・
叶わぬ望みと知りつつも、来年を楽しみにしたいと思います。

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